八重山漁協一本釣り研究会(比嘉幸秀会長)は8月30、31の両日、沖縄県の八重山近海でサメ駆除を実施した。漁具被害などを防ぐために毎年行っており、今年は2日間で500キロ超のサメを含む計60匹を駆除した。
駆除は同会の13隻が取り組み、オオテンジクザメやオオセ、ツマジロザメ、ヤジブカ、イタチザメ、クロトロガリザメが次々揚げられた。
31日午後1時ごろ、500キロ超のサメを乗せた漁船「清八丸」が到着。巨大すぎるため、海中を引いて運ばれたサメは500キロ制限の電動リフトで揚げられず、フォークリフトを使って陸揚げされた。
集まった100人を超える人々は驚きの声を上げながら記念に写真を撮っていた。
比嘉会長は「サメは仕掛けの道具ごとくわえて引きちぎるので、獲物を取られる以上に損害が大きい。一度でも被害に遭った場所は仕掛けられなくなる。今回は潮の流れが速くあまり多く捕れなかったが、やらないよりはいい。これで少しは助かる」と話した。(奥沢秀一通信員)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/314589
※画像ちょっとグロいです
http://www.okinawatimes.co.jp/mwimgs/5/8/-/img_585f89ec61e63b8f280feb9108aff10958847.jpg
http://www.okinawatimes.co.jp/mwimgs/2/d/-/img_2d26e784bfa6faaa3ea14cd018d5f577313082.jpg