とんこつスープと、どんぶりの真ん中に浮かべた赤いタレが特徴の博多ラーメンの人気チェーン店「一蘭」。
現在、国内に72店、アメリカや香港などに5店を海外進出を果たしている。
渋谷の店舗に行ってみたが、行列に並ぶ客の約6割が外国人観光客だった。
海外での人気も高い「一蘭」だが、中国にその"パクリ"店舗が登場したという。

特許の"カウンター"も再現!?
問題の店舗は中国・浙江省の杭州にあった。
大きな赤い丸の中に店名が書かれた「一蘭」のロゴマークとそっくりな字体のロゴが掲げられていたが、店の名前は「蘭池(らんち)」。
店舗の入り口には「美味しそがある」「喜ばれるさよ」など、怪しげな日本語の看板があった

本家の「一蘭」は味の濃さや麺の硬さを細かく紙に記入するオーダー方法と、隣の人を気にせずに
ラーメンを楽しめるよう、1席ずつ仕切られた「味集中カウンター」というオリジナルのカウンターが特徴だ。
中国の「蘭池」にもこの「味集中カウンター」らしきものがあった。
さらには、"うんちく"が書かれたボードや、コップや壁掛けティッシュの位置、どんぶりの底に書かれた文字までそっくりだという。
「蘭池」の店で店員に話を聞いた。
――日本の一蘭と内装などが似ている感じですね。
そうです。私たちのボスは日本に十数年いましたので。

――こちらの「蘭池」は一蘭と関係ありますか?
ないです。私たちのオリジナルブランドです。
https://www.fnn.jp/posts/00361000HDK