大塚は社員の意識改革をしようと、頻繁に食事会を開くようになった。圧倒的に男性社員が多く、体育会系のノリが強い職場だったことから、二次会はキャバクラやクラブへ行くことも多くなった。
大塚は5万円までの決裁権を与えられていたが、会社に「小口預金の出納回数を減らすため」と説明し、会社名義のクレジットカードを作ってもらった。そのカードを使って決済するうちに、どんどん金銭感覚が麻痺していった。
ある日、大塚は部下の誕生日を盛大に祝うために一晩で200万円を使い切った。顧客となっている広告主も呼び、1軒目のキャバクラで150万円、2軒目で10万円、日付をまたいだ3軒目でも10万円、4軒目では30万円を散財した。
あまりの羽振りのよさにキャバクラ嬢たちも目を見張った。
「すごいですね、大塚さんは…。こんなにお金を使っても大丈夫なんですか?」
「会社の金の決裁権を持ってるからね。みんなとワイワイやるのが好きだから。自分1人で使うより、お世話になった人たちに還元したいんだよ」
「素敵だわ」
そんなことをしているうちに、付き合うことになったのがリカだった。バツイチだった大塚はリカのマンションに入り浸り、半同棲状態になった。
「ああッ、あああーン…、いいッ!」
リカの桜色に上気した胸が大きくのけぞる。あふれる花蜜に濡れて潤いすぎるほど潤んでいる花弁は、マツタケのような亀頭部を難なく受け入れた。大塚は待ちに待ったときが来たとばかりに肉棒を突き刺し、引き抜き、また突き入れた。
「アッ、アッ、あああ…」
半分開いた朱唇から、絶息するようなよがり声がほとばしり、一気にオルガスムスに向かった。
「うおおッ、イクぞっ!」
リカの秘園を抜き差しした大塚が、腰を激しくグラインドさせたかと思うと、獣のように吠えた。
白濁の液が子宮深くに噴射され、肉体の芯を引き裂かれるようなエクスタシーの快感が背筋を通り、脳天に達するのを感じた。
「リカ、リカ、お前は素晴らしい女だ…」
感極まった声を上げながら、大塚はリカの上に覆いかぶさった。リカは大塚の背中に手を回し、繊細なすすり泣きを漏らしながら、痙攣を続けるのだった。
(文中の登場人物はすべて仮名です)
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