自民党の総裁選挙が7日に告示され、安倍総理大臣と石破元幹事長が立候補することにしています。
北海道の地震を受けて、9日までは選挙活動を自粛することになり、選挙戦が本格化するのは来週以降になります。

自民党総裁選挙は、7日午前10時から党本部で立候補の受け付けが行われ、3選を目指す安倍総理大臣と、石破元幹事長の2人が立候補し、6年ぶりの選挙戦となります。

6日の北海道の地震を受けて、自民党は、災害対策を優先させるため9日までは選挙活動を自粛することになり、候補者の立ち会い演説会と共同記者会見を、週明け10日に延期しました。

安倍、石破両氏の陣営は、7日に予定していた出陣式なども取りやめることにしていて、選挙戦が本格化するのは来週以降になります。

選挙戦では、安倍総理大臣の2期6年への評価や、政権運営の在り方に加え、憲法改正の進め方、それに、相次ぐ災害を受けて防災対策をめぐっても議論が交わされる見通しです。

総裁選挙は、国会議員が1人1票ずつ持つ「国会議員票」405票と、全国およそ104万人の党員らの投票をもとに配分される「党員票」405票の合わせて810票で争われ、今月20日に投開票が行われます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180907/k10011614821000.html