官房長官「旭川・札幌・苫小牧・名寄周辺 一部地域送電再開」
2018年9月6日 16時43分
菅官房長官は午後4時すぎの記者会見で、「政府としても全力を上げ、北海道電力とともに最大限対応しているところだ。
現状としては、すでに27か所の水力発電所が再稼働し、午後1時35分に砂川火力発電所3号機が再稼働したと報告を受けている。
これによって旭川、札幌、苫小牧、名寄周辺の一部の地域への送電が再開されている。
今後、さらに奈井江火力発電所をはじめ順次、再稼働を進め、復旧範囲を広げていきたい」と述べました。
また、菅官房長官は「北海道電力に対しては、可能な限り、火力発電所などの再稼働を進めること、
病院などの重要施設には電源車を派遣して電力を確保すること、状況に応じたきめ細かな情報発信を行うことを指示している。
今夜中に100万キロワット近くまでは電力供給を復旧することを目指したいと思っているが、
少しでも多くの地域への電力供給を可能にするため、電力供給が復旧した北海道民の皆さんには、可能な限りぜひ節電をお願いしたい」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180906/k10011614111000.html