スルガ銀、創業家系に数百億円を融資 金融庁解明へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000532-san-bus_all

スルガ銀行が創業家の関連企業に対して数百億円の融資をしていることが4日、分かった。
金融庁は融資先に実体のない企業が含まれている可能性もあるとして、
企業統治上の問題がないか解明を急いでいる。

 創業家の関連企業は、スルガ銀行の株式を保有する企業もある。
こうした企業に対する融資の一部にも、経緯や資金使途が不透明な部分があり、
創業家側に流れていた可能性もあるとみている。立ち入り検査中の金融庁はスルガ銀に対し、
説明を求めたもようで、複数のファミリー企業に融資が実行されていることをその過程で把握したとみられる。

 今後、スルガ銀と創業家関連企業の関係に問題があると判断すれば、
スルガ銀の株主構成が変化することになる。

 一方、スルガ銀の「シェアハウス」向けの不適切融資をめぐっては、
外部弁護士で構成する第三者委員会が調査結果を7日に公表する。