「山の日」の11日、摩耶山の穂高湖で、岸辺を海水浴場に見立てたイベント「海、山へ行く」が開かれた。
今年はハワイをテーマに、ビーチパラソルやハンモックを湖岸に設置。
親子連れら約300人は、水遊びやウクレレの音色に耳を傾け、癒やしのひとときを過ごした。
デザイナーの慈憲一さん(52)ら地元有志でつくる実行委員会が、山でもバカンス気分を楽しめる様にと毎年開く。
ハワイの伝統工芸品「リボンレイ」のブースでは、子どもたちが赤や黄、紫色などのリボンを編み込み、
首にかけるレイ作りに挑戦。色の組み合わせに悩みながら完成させると、自分の首にかけて記念撮影をしていた。
フラダンスやハワイの音楽を披露するグループ「マカナアロハ」が、ウクレレのゆったりとしたリズムに合わせ、
伸びやかな歌声と華やかなダンスを披露。
参加者はバーベキューに舌鼓を打ちながら、ハワイの音楽に合わせて体を揺らし、常夏の雰囲気を満喫していた。
会場には、西日本豪雨で被災した灘区篠原台地区を支援する募金箱も置かれ、
100円以上の寄付で挑戦できるザリガニ釣りに子どもたちは夢中。大物になるにつれ、難易度は上がり、
体長約10センチのザリガニを釣り上げると、子どもたちは大喜びだった。
長男とザリガニを釣った男性は「夏の山は思った以上に涼しく快適。普段はできない自然の遊びに、
子どもが喜んでいたので大満足」と目を細めた。
そーす
https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/201808/0011535086.shtml
摩耶山に“ハワイのビーチ”親子ら300人満喫