来月に行われる自民党総裁選挙を控え、憲法改正の議論が活発になっています。12日に安倍総理大臣、石破元幹事長ともに持論を展開しました。

 安倍総理大臣:「憲法改正は立党以来の党是であり、すべての党員の悲願でもあります。誰が総裁になろうとも、その責任を果たしていかなければなりません」
 安倍総理は、憲法改正を争点にすることで再選後の改正論議に道筋を付ける狙いです。自衛隊を違憲とする考えに対して9条2項の「戦力の不保持」は変えず、3項で自衛隊を明記する改正案を主張しています。
一方、石破元幹事長はBS朝日の番組で安倍総理の改正案に反対の立場を示しました。
 石破元幹事長:「(安倍総理の改正案は)論理的には、私は決して整合していると思わないし、国民の深い理解によっているとも思わない。2つの点でやり方にも内容にも賛成できない」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180813-00000011-ann-pol