https://buzzap.jp/news/20180811-le-petit-prince-baobab2/

2018年8月9日に開園したGinza Sony Parkが8月11日、同園内の店舗「アヲ GINZA TOKYO」で限定販売されていた
「星の王子さま」とタイアップバオバブの苗木の販売を中止しました。

(中略)

この「星の王子さま バオバブの苗木」についてはBUZZAP!でも先日詳細に報じましたが、
2017年末に神戸で阪神淡路大震災への鎮魂というお題目で樹齢150年のあすなろの木を引き抜いてギネス記録を狙うという
「世界一のクリスマスツリーProject」を大炎上させたプラントハンターを自称するそら植物園代表の西畠清順さんが仕掛けた新しい商品。

(中略)

また、ネット上では多くの「星の王子さま」読者が指摘しているように、
第二次世界大戦中に発表された同作中でバオバブは「星を壊す」ファシズムの象徴として描かれています。

作者のサン=テグジュペリはパイロットとしても知られていますが、
自由フランス空軍に志願し1944年にコルシカ島での偵察飛行の際にドイツ軍に撃墜されて最期を迎えた反ファシストの闘志でした。

そのサン=テグジュペリの「星の王子さま」とのタイアップ商品としてバオバブ苗木を販売するという行為は
完全な作品の冒涜と言わざるを得ません。しかもそれだけではなく、
商品パッケージの裏面では当の星の王子さまが西畠清順さんにバオバブの水やりをさせられているのです


https://buzzap.net/images/2018/08/07/le-petit-prince-baobab/1.jpg
https://buzzap.net/images/2018/08/07/le-petit-prince-baobab/2.jpg



全文はソース元で