山根明会長、夕刊フジ取材に“マル暴”交際認めた「元組長との付き合いは58年」 韓国、家族、村田問題を赤裸々に語る

 数多くの疑惑が浮上する日本ボクシング連盟をめぐり、渦中の山根明会長(78)は4日、夕刊フジの取材に応じ、
元暴力団組長との50年以上にわたる交友関係や生い立ち、ロンドン五輪金メダリスト、村田諒太(32)について赤裸々に語った。
「黒い交際」を認めたことで日本オリンピック委員会(JOC)加盟団体のトップとしての資格が問われる事態となるのは避けられず、
連盟理事からは「持たないかもしれない」との声も上がる。「山根氏追放」が焦点となってきた。

 山根氏については、山口組系暴力団に出入りし、元組長の男性の舎弟となるなど50年以上にわたり交友関係があったと報じられた。
2013年に関係者に配布した文書では、1970年代に奈良県アマチュアボクシング連盟に介入していたヤクザ組織を排除、
「ヤクザ組織は一切関与することなくなり、逆に一目置かれる存在となっていきました」とも誇っている。

 以下は山根氏との一問一答。

 「約58年くらいになるのかな。僕自身が大阪・天王寺区の玉造いうところで1対6で商店街でケンカしたときからの話。ある人が元組長を紹介してくれた。
そこからの付き合いになるんですけどね。(元組長は)『俺の舎弟や』って言ってるけど、盃も何もしていません」

 《3日放送の日本テレビ系「スッキリ」に生出演した山根氏は、「元暴力団の組長から脅迫を受けた」と明かして騒然とさせた》

−−どんなことを脅されたのか

 「『山根は俺の舎弟や』ということで、過去をばらすと。山根は幼少期の時に韓国から密航してきたとか、
そういうことを世間にばらすということがあったんです。私はあえてテレビから出演の話あっても断わっとったんですけど、
元暴力団が連盟に介入したから、それで受けて立ったんですよ。進退はね、僕自身が決める問題であって、元暴力団に脅されて進退を決めることはない」

−−韓国メディアでは「釜山に兄弟がいる」と報じられている

 「ああ、おりますよ。だけど僕は今は日本人ですからね。日の丸を愛し、わしはボクシング連盟を大改革して、メダルも複数取ってきているしね。
連盟に所属して僕は満43年ですわ、会員になってね。歴史を持ってますから、自分の判断は自分でします。
だけど暴力団から脅迫されて引退とかありません。だから立ち上がって自分の過去を自分から言ってますからね。弱いもんいじめするやくざもんは絶対許さない」

https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180806/spo1808060006-n1.html