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三菱重工「政府支援あり得る」トルコへ原発輸出巡り

三菱重工業が手掛けるトルコへの原発輸出で、総事業費が当初の2倍を超える5兆円規模に上ることが明らかとなり、
三菱重工業は日本政府からの支援はあり得るとの見通しを示しました。

 三菱重工業・小口正範取締役副社長:「融資等についてJABIC(国際協力銀行)ですとか
、日本国政府としてこのプロジェクトを支援していくと、そういうことはあり得ると思うが
、今、具体的に何かということをお話しできる状況にはございません」
 三菱重工業はトルコへの原発輸出の実現性などを調査してきましたが、当初、2兆円程度と見積もられていた
総事業費が5兆円規模に拡大することが分かりました。このため、日本とトルコの両政府の支援なしでは採算が合わない可能性が高まっています。
日立製作所が手掛けるイギリスへの原発輸出も政府が支援するスキームで協議が進んでいます。
三菱重工業とともに事前調査を行っていた伊藤忠商事は、採算が厳しいことから計画から離脱することをすでに明らかにしています。