米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、市民団体「『辺野古』
県民投票の会」は30日、移設の賛否を問う県民投票実施のための署名数が10万979筆に
達したと発表した。

 署名は5月23日から2カ月間で集め、有権者の8.7%に相当。条例制定の直接請求に
必要な有権者の50分の1以上を大きく上回った。同会の元山仁士郎代表は記者会見し、
「大きな成功を遂げた。政府には、県民投票の実施まで辺野古埋め立て工事を中止するよう
要請する」との声明を発表した。 

 市町村選管の署名簿の審査を経て、同会は8月中に県民投票条例の制定を県に
直接請求する。県議会で条例案が可決されれば、6カ月以内に県民投票が実施される。(2018/07/30-11:40)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018073000343&;g=soc