SSDはHDDより「水没しても復旧しやすい」説登場で議論

近畿や四国地方を中心に記録的な大雨が続いた「西日本豪雨」により、各地で大きな被害が出ている。
なかでも大規模な浸水被害に見舞われた、岡山県倉敷市真備町で、水没したパソコンのデータ救出を経験したユーザーのツイートが、大きく拡散された。

「真備町からいくつも水没PC預かってデータ救出して分かったこと」として、

「東芝のHDDは基本的に水没したら助からない」
「古いWDは助かるけど今のWDは助からない」
「SeagateのArchiveHDDも助からない」
「SSDだけは生存率100%」

の4点を挙げ、

「災害時にSSD強いなぁ…」

との実感をツイート。
この報告についてTwitterでは、

“マジか
SSDの方が弱いのかと思ってたわ”
“そうかSSD水没に強いのか”
“S(水没)S(しても)D(大丈夫) “

と驚きの声が上がっている。
さらに、このツイートに触発された形で、様々なユーザーたちが、

“311の時のは私も結構やったのだけど、7割位は助かった。ただし、3.5インチのサーバー用HDD(ほとんどがSAS)だったけれど”
“元東芝の中の人として補足。
東芝のデータ復旧に出せは助かるケースは結構ある。
震災の時には津波に飲まれたサーバーすら復旧させた”
“真備町じゃ無いけどうちのWDは助かった。水没していたのは3時間くらい”
“高潮被害にあったところでデータの復旧に対応したときは
MOは洗って乾かすと復旧できました。
HDはダメでした”

と自身の体験を投稿していた。

https://www.standby-media.jp/case-file/173807