最新閲覧ソフト、官庁HPに警告=通信暗号化へ順次対応―総務省など
7/26(木) 17:48配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-00000104-jij-pol


 米IT大手グーグルの閲覧ソフト「クローム」の最新版で総務省など一部官庁のホームページを閲覧すると、「(通信が)保護されていません」という警告が表示されることが26日までに判明した。

 各官庁は「安全性に問題はない」と説明しているが、スムーズに閲覧できるよう通信の暗号化を順次進める方針。

 クローム最新版は、閲覧者が送受信する情報を暗号化していないホームページについて警告する仕組みだ。暗号化されているものはアドレスが「https」で始まるが、各官庁は「http」になっており、警告が表示されたとみられる。情報セキュリティー会社によると、民間のサイトでも同様の現象が起こる可能性がある。

 各官庁は暗号化について、「早期に対応する」(総務省)、「年内に移行を完了したい」(内閣府)、「期日は未定」(農林水産省)、「来年度中に完了させたい」(経済産業省)などとしており、実施時期には差が出る見通しだ。