2014年ソチ五輪のフィギュアスケートの男子シングル銅メダリストであるカザフスタンのデニス・テンさんが、
同国で暴漢に襲われ刺殺されるという事件が伝えられ、世界のフィギュアスケートファンに衝撃が走った。中国メディア・東方網は19日、世界で最も治安がいいとされる国を3つ紹介する記事を掲載した。

 記事は、「旅は楽しみをもたらしてくれるほか、多くのことを学ぶことができる。そして、やはり旅に出るなら安全な国に行きたいと思うのが自然だろう。
自分の身を守るという意味でも、その考え方は必要だ」とした。そのうえで、多くの人が「この国は安全だ」というイメージを持っているという3つの国を挙げている。

 最初に挙げたのは、中国だ。「中国は古代文明を持つ、伝統的な文化と歴史の国であるとともに、世界で一番安全な国だと認識されている。
中国を旅したことのある外国人は、中国の治安は確かに良好で、女性が1人で夜に外出しても危険を感じないとの感想を持つ」とした。
女性の夜間外出については何とも言えないが、経済成長を続け、政情も安定している中国では確かに、日常生活で大きな危険を感じることは少ないかもしれない。

 続いて、「日本も世界の中でとても安全な国だと認識されている。日本は法律の体系が健全であり、ルールを破る人が少ない。
これが、人びとの身の安全を大きく保証しているのだ」と説明している。

 記事はさらに、日本、中国のほかにフィンランドも治安が最も良い国の1つと広く認識されていると紹介。「島が多く、
観光地も豊富なフィンランドでは、役人がとても清廉で、罪を犯す人も少ないので、みんな安心して外出することができるというのだ。
そんなフィンランドの社会秩序には驚嘆せざるを得ない」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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