元民主党衆院議員で環境相や復興担当相などを務めた松本龍(まつもと・りゅう)さんが
21日、肺がんのため死去した。67歳。通夜は22日午後6時、葬儀は
23日午後1時、福岡市中央区古小烏町70の1のユウベル積善社福岡斎場。
喪主は妻珠美(たまみ)さん。

福岡市出身。「部落解放の父」と呼ばれた松本治一郎元参院副議長を祖父に持ち、
父英一参院議員の秘書を経て、1990年の衆院選で旧社会党から旧福岡1区に
出馬して初当選した。衆院議員を連続7期務めた。
社民党を経て96年の旧民主党結党に参画し、民主党政権で環境相と防災担当相などを
務めた。2010年10月には国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で議長を務め、
名古屋議定書採択に導いた。
11年6月に復興担当相に就任した直後、東日本大震災の被災地の岩手県や
宮城県の知事に「知恵を出さないやつは助けない」などと発言して就任9日目で引責辞任した。
12年の衆院選で落選し、14年の衆院選には出馬しなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180721-00000014-mai-pol