「牙山(アサン)民間人虐殺」をご存知ですか

解放後、親日派を擁護した李承晩(イ・スンマン)政権は米軍政と共に南北分断をたくらんだ。韓国民は大きく抵抗した。韓国戦争前後、
イ・スンマン政権は抵抗する民間人を「赤処罰」という名目の下、全国のあちこちで虐殺した。イ・スンマン政権で虐殺を行った主体は主に米軍、国防軍、警察などだった。

国家に反逆するアカという容疑をかぶせた虐殺は民主的で合法的な手続きなしで「疑い」だけでも強行された。反逆者とその家族を処断するという名分の下、
犠牲になった対象の中には高齢の人はもちろん婦女子、子供たちも多かった。民間人虐殺推定場所は全国168カ所。そのうち発掘されたところはただ13カ所だけだ。牙山にも遺骨が埋蔵された場所で10カ所ほどが推定される。
(中略:遺体発掘現場の紹介)

[栗原記者ミニインタビュー]「戦争を憎悪する心は全く同じだ」

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▲遺体発掘現場に取材を来た赤旗新聞の栗原記者に附逆容疑について説明するキ・チャンホ遺族会長。(c)ノ・ジュンヒ

<赤旗新聞>の栗原千鶴記者はろうそく集会の時も、慰安婦問題の時も韓国にきた。彼女は韓国の政治・社会問題取材を主に担当する。
栗原記者は「7月末または、8月初め<赤旗新聞>に今回の取材内容が連載記事または特集版の形で報道される予定」と知らせた。
以下は彼女との一問一答を整理したもの。

-<赤旗新聞>を紹介してくれ。
「1928年日本共産党が創刊した<赤旗新聞>は今年で90周年をむかえる。創刊以後ずっと韓国の独立運動を支持し、日帝植民支配を批判してきたメディアだ。
1931年3月1日発行新聞では3.1運動を支援し植民政策を取る日本政府に異議を提起した歴史がある。日刊新聞であり毎週日曜日特集版を発行して113万人に達する有料読者を確保している。」

-ここまで取材を来た理由は?
「南北首脳会談、北米首脳会談など韓国戦争終戦に対する日本国内の関心は高い。しかし、韓国が休戦状態と知らない日本人も多い。民間人虐殺以外に韓国戦争全般の話を日本人に知らせたい。」

-民間人虐殺になぜ関心が高いのか。
「戦争を起こした日本が韓半島分断の契機を作ったと考えるからだ。しかし、今回の取材は韓国戦争終戦関連取材だ。韓国戦争が民間人に与えた影響と
韓国人が終戦をどのように受け入れて感じるのか知りたかったし、より良い韓国を作ろうとする人々と連係するためだ。」

-<赤旗新聞>は日本の戦争中加害行為について取材を多くすると聞いた。なぜか。
「日本が侵略戦争で他国の人々を殺した部分に直面すべきで、本当にアジアの国々の信頼を受ける国になることができると考える。日本国内でも原爆と空襲被害犠牲者を知らせて戦争自体を批判的に報道している。」


ソース:オーマイニュース(韓国語) 「日本が起こした戦争、韓半島分断契機作った」
http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002455306