独身アラサーオタクの悩み「趣味も飽き、萌えアニメを見るだけの日々」 主体性のない残念なオタクになってはいけない

先日、「独身オタクの末路www」というスレッドが立った。「w」をつけてはいるが、結構深刻な状況にあるのがスレ主だ。

「趣味も飽きてきて、30近いのに萌えアニメをニコニコで見るだけの日々。友人も付き合い悪かった。ネットが友達だけど、ノリについていけない……」

ついでに、このスレッドに見られる、スレ主と似た状況の人々の書き込みもいくつか紹介しておこう。

「女児アニメ見るとワイにも娘がいた可能性とか考えてしまって昔のように楽しめない時がある」
「ワイの会社、高齢独身オタクだらけで草も生えないわ」
「(スレ主の発言を見て)オタク趣味も飽きてきて、それでも離れられないというのがリアルで俺に効く」

このように、スレ主以外にも、独身オタクであり続けることに微妙な気持ちになっている人はザラにいる。

オタクも最初は無知識だから、友達なりネットの流行なりに乗っかって面白いとされる作品を追いかけて、
「俺の嫁」だとか「○○は○○の着ぐるみの改造品」とか言いながら右往左往をする。ただ、その過程で目に留まった作品をしっかり考察したり、
演出に元ネタがあれば、元になった作品やジャンルに手を伸ばしたりしていたら、オタクとしての日々はとても楽しく忙しい。

社会人としてもオタクとしても、大切なのは主体性だ。主体性がないと社内でイジられるし、オタクとしても半端になるし、
ネットにもリアルにも居場所がなくなる。居場所を探そうにも、主体性がなければ何を足場に探せばいいかわからなくなり、結局迷子になってしまう。

今回のスレ主みたいな人は、もう少し我を強く意識した方がいい。興味があるものを「観て終わり」では、いずれ何も面白くなく感じる瞬間がやってくる。
そこで投げ出すのではなく、主体性を発揮して、コンテンツを掘り下げるのだ。残念オタクにも、ルート選択のチャンスはまだ残っている。

https://news.careerconnection.jp/?p=56517