いきなりだけど、僕は常々、オタクには複数種類いると思っている。1つが、社交的で、プレーンな人間関係を構築できるオタク。もう1つが、内向的ではあるが、
オタク趣味に満足できるオタク。
そしてもう1つが、内向的かつ、1人では受け身の活動しかできないオタク。僕は個人的に、この手のオタクを「残念オタク」と呼んでいる。今日はちょっと、
この残念オタクの話をしていきたい。(文:松本ミゾレ)
先日、おーぷん2ちゃんねるに「独身オタクの末路www」というスレッドが立った。「w」をつけてはいるが、結構深刻な状況にあるのがスレ主だ。
「趣味も飽きてきて、30近いのに萌えアニメをニコニコで見るだけの日々。友人も付き合い悪かった。ネットが友達だけど、ノリについていけない……」
幸せそうには思えない。こう言っては悪いが、「こういう人生を歩んでみるか?」と問われれば「絶対に嫌っすね」と言いたくなる状況である。友人たちは
仕事に邁進し、家庭を持っている中、遊びに誘っても相手にしてもらえないスレ主は、可哀想にも思える。
だけどなんというか、今のような状況は本人次第で防げた気がする。この人がこのままオタクを続けたいのか、結婚を優先したいのかは知らないけど、
オタクを続けたいならもっとちゃんとコンテンツを楽しむべきだ。たとえばブログに、観賞作品の感想を書き殴ってもいいし、キャラクターのフィギュアを作ってみるのもいい。

https://news.careerconnection.jp/?p=56517