10月18日に東京都中央卸売市場(築地場内市場)が豊洲に完全移転することを受けて、
築地場外市場は2日、築地に残る同市場の新しい名称を募集する選挙(TKJ総選挙)を8月31日まで実施すると発表した。
移転する市場が「場内」であることに対比して、周辺約500店舗の商店街が「場外」と呼ばれるようになった。
場外をまとめるNPO法人「築地食のまちづくり協議会」の鈴木章夫理事長(鳥藤会長)は
「おいしいものを扱う町として築地は、これから場外のお店が中心となって、
食のプロも観光客のみなさまにも楽しんでいただきたい。
そこでみなさまに名称を選んでいただく、考えていただくということです」と説明した。
場外地区に建つ中央区の市場機能施設「築地魚河岸」の楠本栄治理事長(樋栄社長)は
「豊洲と共存共栄していきたい。プロの方に愛される、認めてももらう施設にしたい。
そのための町の新名称ですね」と話した。
また、築地生まれというキリンビール高橋正富東京支社長は「業務のプロの集まる街である築地を
長年に渡り応援してきた。このキャンペーンもぜひ盛り上げていきたい」と意気込んでいた。
投票数を基準に審査の上、決定し、9月下旬に新聞ほかで発表する。
決定した名称に応募された方の中から、ホンマグロ1匹、キリンビール一番搾り1年分、
築地場外市場でのお買い物券などがプレゼントされる。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201807020000570.html
http://www.asahi.com/tkj/