宮城刑務所(仙台市若林区)で調理された食事を食べた3施設の受刑者ら249人が、下痢や腹痛を訴えた。市と刑務所が28日に発表した。
市は所内で調理された食事が原因の集団食中毒と断定し、調理場を30日までの3日間、営業停止にした。
宮城刑務所では昨年10月にも、病原性大腸菌O(オー)6による223人の集団食中毒があったばかり。
市生活衛生課によると、26日午後5時ごろ、刑務所から「入所者の多数が朝から腹痛と下痢を訴えている」と若林区保健福祉センターに通報があった。
刑務所228人、仙台拘置支所18人、東北少年院3人が発症していた。
全員、刑務所内で調理された食事を食べていた。入院した重症者はいないという。
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