ICEとの契約を喧伝する過去のブログの存在が浮上した6月11日以降、全米にマイクロソフト批判が広がった。
投稿は1月のもので、マイクロソフトのゼネラル・マネージャーだったトム・キーンが、政府機関向け
クラウドサービス「アジュール・ガバメント」を宣伝したもの。

「国家の安全保障と治安維持に画期的な進化をもたらす新技術」だと、キーンは書いていた。

しかし今、不法移民の子どもを親から引き離して隔離するICEの措置が明らかになり、残酷だ、非人間的だと
批判を浴びるようになると、何とかICEとのつながりを打ち消そうと躍起だ。同社は当初、キーンのブログの
うちICEとの提携に「誇りを感じる」と記された部分だけを削除するという対応を取った。

しかしその後、この対応自体が批判され、記述を復活させた。