19日午前8時半ごろ、青森市北金沢2丁目の商店経営、小山和子さん(79)方で、小山さんが倒れているのを知人が見つけ、110番通報した。
小山さんは首にスカーフを巻かれ、腹から血を流して死亡していたといい、県警は殺人事件とみて、捜査を始めた。

 小山さんの遺体を見つけた知人の男性(80)によると、小山さんは自宅で八百屋を経営。数日前から連絡が取れなくなったのを心配して
小山さん宅を訪れたところ、無施錠の勝手口から入ってすぐのところで、靴を履いたまま仰向けに倒れている小山さんを発見した。
倒れていた場所は小上がりになっており、上半身は段の上に、足は段の下にあったという。

 一方、現場から100メートルほど離れた同市旭町1丁目の住宅では12日に、この家に住む菊地のり子さん(67)が死亡しているのを
訪ねてきた妹が発見。司法解剖の結果、死因は窒息だった。首を絞められたような痕があったことなどから、県警が殺人の疑いもあるとみて捜査していた。

 県警は二つの現場が近接していることなどから、関連性についても調べている。現場は青森駅から南へ約1キロ離れた住宅街。

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