ブラジル、スイスに追いつかれる 1−1で後半/W杯

ロシアワールドカップ1次リーグE組(17日=日本時間18日、ブラジル−スイス、ロストフナドヌー)今大会の優勝候補筆頭で
W杯最多出場回数、最多優勝を誇るFIFAランキング2位のブラジルと同6位のスイスが対戦。ブラジルが前半20分、
MFフィリペ・コウチーニョ(26)=バルセロナ=のゴールで先制。1−0で前半を折り返したが、後半開始直後にスイスの
MFシュテフェン・ツーベル(26)=ホッフェンハイム=に同点弾を浴びた。

 前半、ブラジルが早速チャンスをつくる。11分、ペナルティエリア左でボールを受けたFWネイマールがMFコウチーニョと
パス交換から中央へ低いクロス。これにMFパウリーニョが飛び込んだがわずかに合わず、ボールはラインを割った。20分、
ブラジルが先制点を挙げる。中央左でコウチーニョからボールを受けたネイマールが少し運んで左サイドのマルセロへパス。
マルセロが中央へ送ったパスはDFのクリアに遭ったが、これをペナルティエリア手前左で拾ったコウチーニョがシュート。得
意の位置から放たれたシュートはきれいな弧を描き、遠いサイドのゴールポストに当ってからネットを揺らした。

 対するスイスは38分、MFジェマイリが右サイドを突破。中央で待つFWセフェロビッチにパスを送るもボールが収まらず、
シュートまでは運べなかった。スイスは前半終了が近づくにつれてブラジルを押し込むもなかなか決定気はつくれず。
46分にはCKからDFチアゴシウバが強烈なヘッド。これは枠を外したが、ブラジルは1−0でリードして前半を終えた。

 後半開始直後、スイスは敵陣中央付近でパスを受けたジェマイリがロングシュート。枠を大きく外したが前半にはなかった形で
点を取りにいく姿勢を見せた。するとスイスが直後に好機を掴む。5分、敵陣深くでスローインを受けたMFシャキリがDFに当てて
CKを獲得。キッカーのシャキリが中央へ放り込むとMFツーベルが頭で叩き込み同点弾を奪い、試合を振り出しに戻した。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20180618/wor18061803000004-n1.html