子どもの貧困対策に取り組む団体が低所得世帯を対象に行った調査で、高校1年生の3人に1人がアルバイトをしていることがわかりました。

 この調査は、子どもの貧困対策に取り組む公益財団法人「あすのば」が支援する低所得世帯の子どもと保護者、およそ1500人に対して行ったものです。

 高校1年生の3人に1人がアルバイトをしていて、使い道として33%が「学校の費用」に、15%が「生活費」にと回答しました。
「経済的な理由で塾や習い事をあきらめた」と答えた保護者はおよそ7割にのぼりました。

 子どもの貧困は多様で、ひとり親の家庭に限らず、両親がいても、子どもが多い家庭は支援が少なく厳しい状況だと分析しています。(16日16:33)