総務省の「情報通信白書」によると全世帯におけるスマートフォンの普及率は7割を超える。いまや幼児から高齢者まで手に取り、スマホのない生活なんて考えられない人たちも多い。だが、学者らは依存性について警鐘を鳴らす
川島教授らの調査によると、強い意志でスマホに向き合えるのは高校生でも1割程度。残りはスマホとの“主従関係”が逆転し、食事中でも操作し、睡眠時間も犠牲にしている。

「一握りの前者がエリートへの道を歩む一方で、後者の子どもらは自身も知らないうちに学力をそぎ取られ、将来への可能性まで奪われてしまう。つまり、スマホ依存が、大人になったときの経済格差を広げる要因になり得るわけです」(川島教授)https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180613-00000013-sasahi-soci&;p=3