【ベルリン共同】ドイツのショイヤー運輸相は11日、同国自動車大手ダイムラーが欧州で販売した高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」のディーゼルエンジン車約77万4千台に、排ガス浄化機能を不正に操作する違法なソフトウエアを搭載していたと発表した。
このうちドイツで販売された約23万8千台のリコール(無料の回収・修理)を命じる方針も明らかにした。

大規模なリコールを命じられたことでダイムラーのブランドイメージの低下は避けられず、経営に打撃となりそうだ。

違法ソフトが搭載されていたのは乗用車「Cクラス」やスポーツタイプ多目的車「GLCクラス」などの一部車種。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018061201001264.html