沖縄県豊見城市長堂の住宅の敷地内で5月17日に、体長約1・75メートルのハブが捕獲された。
市民からの通報を受け、駆け付けた市生活環境課の友利彰伸(あきのぶ)さん(25)が捕獲した。
普段からハブの捕獲に奔走している友利さんだが「こんなに大きいとはびっくりした」と驚いた様子。
「暑くなりハブが増えている。住宅にも侵入するので注意し、見つけたときは市または警察に通報してほしい」と呼び掛けている。
発見場所の周囲には畑があり、ハブが好むという草むらもあったことから、友利さんは「畑から住宅に入ってきたのだろう」と推測する。
市によると、市が捕獲したハブの数は2016年度が104匹、17年度は95匹。
今年は4月に14匹が捕獲され、昨年4月の11匹を上回っている。17年には、人がハブにかまれる被害も1件発生している。
市生活環境課の大城堅(つよし)課長は「商業施設や住宅街が多くなり、観光客も増加している都市部でもハブは見つかっている。市としても広く注意喚起をしていきたい」と話した。
5〜6月は県が「ハブ咬症注意報」を発令し、県民や観光客に注意を呼び掛けている。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-734351.html
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