【ルクセンブルク=風間徹也】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は5月31日、2008年北京五輪でのドーピング違反が判明して
失格処分となった陸上男子400メートルリレーのネスタ・カーター(ジャマイカ)が、金メダル剥奪はくだつを不服として行った
異議申し立てを棄却した。

これにより、チームメートだったウサイン・ボルトの金メダル剥奪も確定。順位は一つずつ繰り上がり、日本は銀メダル、トリニダード・トバゴが金メダルとなる。

カーターは国際オリンピック委員会(IOC)の再検査で興奮作用のある禁止薬物メチルヘキサンアミンに陽性反応を示し
、IOCは17年1月、ジャマイカチームを失格処分としていた。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20180601-OYT1T50000.html