党首討論 安倍論法もうんざりだ


質問に正面から答えず、一方的に自説を述べる。
論点をすり替え、時間を空費させる――。
1年半ぶりにようやく開かれた党首討論は、そんな「安倍論法」のおかげで、議論の体を成さない空しい45分となった。

「月1回開催」という4年前の与野党の申し合わせはどうなったのか。

 トップ同士が幅広い視野で基本政策を論じ合う党首討論は、各党の考え方の違いを分かりやすく
国民に伝える貴重な場だ。与野党は開催の定例化や時間の延長など、改善策を真剣に検討する必要がある。

 まずは今国会の会期内にもう一度、党首討論を開くことを提案する。今度はまっとうな論争を国民にみせるべきだ。

https://www.asahi.com/articles/DA3S13518707.html