【ウィーン共同】ハンガリー政府は29日、不法移民・難民を支援した個人や非政府組織(NGO)を
最大で禁錮1年の刑事罰の対象とする法案を議会に提出した。AP通信などが報じた。
欧州連合(EU)の難民受け入れ分担を拒否することになる憲法改正案も提出、EUとの
対立姿勢を改めて明確にした。

 難民への法的助言や食事の提供が罪となる恐れがある。国連難民高等弁務官事務所
(UNHCR)は同日、難民から極めて重要な支援を奪い、反移民・難民の世論をあおるとして
深刻な懸念を示し、法案撤回を求める声明を出した。
https://www.daily.co.jp/society/world/2018/05/30/0011306589.shtml