意識改革でセクハラなくせ=主婦・水野一江・82

 もう黙っていられません。買春、性暴力、盗撮、セクハラ……。世の中進歩しているのに、男性が女性を見る目は昔のままです。

 男は遊ぶものと洗脳された女性の意識は過去のものであり、現在の私たちは基本的人権を定める憲法に守られ、男女平等になりました。ところが、社会的にも要職にあると思われる高学歴の男性による買春、盗撮、セクハラといった問題が後を絶たないこの現実。女性蔑視は許せません。
 男女平等も基本的人権も女性や子供には行き届いていないのです。特にセクハラは、男性に女性の人権を認める意識改革がない限りなくなりません。早急にそのための学習を行い、男尊女卑の悪習を断ち切り、関係法令で違反した者への罰則を強化すべきです。
 今月16日、女性の政治参画を後押しする「政治分野における男女共同参画推進法」が成立しました。これを機に、女性議員が政策立案に多く関わり、また連携してセクハラ追放を目指すことを望みます。
https://mainichi.jp/articles/20180528/ddm/005/070/168000c