関西学院大の鳥内秀晃監督は、日大の内田監督の一連の対応について、「自分の厳しさと選手の
受け取り方がかい離していると思うならば、なぜベンチに戻して”そういうプレーをするんじゃない”と
言うことができなかったのか。もしあのような行為を受け入れたらスポーツは成り立たない。
非常に悪質なので次の日にわれわれの選手に直接謝罪をするのが筋ではないか」と話しました。

そのうえで「ここまでの対応は到底、受け入れることはできない。われわれも選手に対して、
”汚いプレー、反則プレーはするな、相手を傷つけるプレーは絶対やるな、やったら一生罪を
背負うことになるよ”と毎回言っている。日大の内田監督は責任ある立場なので、はっきりと
記者会見をして、謝罪してほしい」と話しました。

また、鳥内監督は、日大との関係について「長い歴史の中でライバル関係にあった。このような
事件が起こってしまったことは非常に残念だ」と話しました。

小野宏ディレクターは「日大とは各世代ごとにつながりが深いライバル。長い歴史が
変わったわけではなく、これまで培ってきたつながりはいまも変わらない。それだけにこうした
問題が起きたことは全く信じられない。いま両チームは決定的に信頼関係が損なわれている」と
話しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180517/k10011441701000.html