【ソウル共同】北朝鮮の駐英公使だった2016年に韓国に亡命した太永浩氏が14日、ソウルの
国会議員会館で講演し、米朝首脳会談で「真のCVID(完全かつ検証可能で不可逆的な
非核化)や核廃棄を基調とする合意を生み出せるかと言えば、絶対に不可能だ」との見方を示した。

 太氏は、米朝首脳会談の結果について「われわれが考えるような真の平和ではなく、核の
脅威を大幅に減らす核軍縮に向かう可能性が非常に大きい。核を持つ北朝鮮を保証すると
いうことだ」と予測した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018051401002019.html