少子化が叫ばれる昨今で、相次ぐ政治家の失言。

すでに撤回はされているものの、自民党・加藤寛治衆院議員の「必ず3人以上の子供を産み育てていただきたい」という発言が物議を醸している。



■「子供は3人以上」
10日、加藤議員は細川派の会合に出席。結婚披露宴に参加したときは「必ず3人以上の子供を産み育てていただきたい」と言っていると発言した。

会合で「セクハラと言われる」との声があがったことに対し、「発言は撤回しない」としていた加藤議員。

その後、「誤解を与えたことをおわびする。決して女性を蔑視しているわけではないが、そのようにとられてしまう発言だったので撤回する」とのコメントを出している。
■「男にも言うべき」との声
加藤議員が発言を撤回しているものの、繰り返される政治家の「子供を産め」という旨の発言。女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』では、「男にも言うべき」「女性に丸投げしている」と怒りの声があがっている。

「産むのも育てるのも女なんだぞ? 男のくせに偉そうに出産について語るな!」



「凄いね、女性に全部を背負わせるんだ。 何の知識も教養も無い人間が政治家やってる国が日本って事か。有権者も本気で考えて投票しなきゃいけないと痛感」



「だからこれをなんで『女にだけ』言うかな。 産ませられない、育てられない男にも言えっていうの」



■「子育てにはお金がかかる」
また、高額な教育費がかかる教育制度や賃金の低さに対し、「産みたくても産めない」「まずは政治家が子育ての環境を整えるべき」といった声も。

「生み育てられる給料、環境にしてください」



「子供を産み育てたくなる社会を作るのが政治家の仕事では? なんで女性に丸投げなの?」



「給料上がって環境整ってりゃ産みたいって人は沢山いるよ。 でもこんな世の中でどうしろと?産めば産むほど女が理不尽な目に遭うのに」
https://sirabee.com/2018/05/11/20161621464/