アニメ『ウマ娘』スペシャルウィークを追悼

1998年の日本ダービーなどG1・4勝を挙げて活躍したスペシャルウィークが27日に23歳で死んだ。
競馬ファンに悲しみが広がるなか、競走馬を擬人化しスペシャルウィークをヒロインに描くテレビアニメ
『ウマ娘 プリティーダービー』も同日、公式ツイッターでその死を悼んだ。

ツイッターでは「とても、悲しい知らせが届きました。スペシャルウィーク号が亡くなりました。
同馬の冥福を祈るとともに、日高大洋牧場のスタッフ様をはじめ、関係者の皆様に謹んでお悔やみ
申し上げます」と追悼。また、アニメでスペシャルウィークを演じている声優・和氣あず未も
「スペシャルウィーク号出会ってくださってありがとうございました。去年会いに行った時、
元気に走っていたので私自身もショックでとても残念です。どうかゆっくりおやすみください」と
ツイッターにつづった。

アニメでは、北海道からトレセン学園に転入してきた主人公のウマ娘・スペシャルウィークが
仲間たちと切磋琢磨しながら、日本一の『ウマ娘』の称号をかけて「トゥインクル・シリーズ」での
勝利を目指すストーリー。サイレンススズカやゴールドシップなど実在の競走馬がキャラクターとして
登場している。22日深夜に放送された第5話では、スペシャルウィークに騎乗し自身初の
ダービー制覇となった武豊騎手が、本人役で声優に挑戦しレース実況をして話題となった。

武騎手は同日、JRAの公式サイトにコメントを発表し、「突然のことで驚いています。自分にとっては、
自分をダービージョッキーにしてくれた馬なので、とても特別な一頭です。素晴らしい馬でした。
たくさんの思い出があり、一生忘れられない馬です」と悲しみをつづっていた。

ネット上では、「アニメ放送中に亡くなるとは」「ちょうどウマ娘やっていて注目を浴びていたのに…」
「スペちゃん、おやすみなさい」と、競馬ファンやアニメファンからも驚きと悲しみの声があがっている。

https://www.iwate-np.co.jp/article/oricon/2110510

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