彦根銃撃事件「拳銃は重たかったから捨てた」 男性巡査を追送検
4/26(木) 20:47配信

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180426-00000560-san-soci

 滋賀県彦根市の交番で井本光(あきら)巡査部長(41)=警部に昇任=を拳銃で射殺したとして、殺人容疑で部下の男性巡査(19)が逮捕された事件で、巡査が「拳銃は逃げるのに重たかったから捨てた」との趣旨の供述をしていることが26日、滋賀県警への取材で分かった。
県警は同日、銃刀法違反(加重所持)の疑いで巡査を追送検。容疑を認めているという。

 追送検容疑は、彦根市南川瀬町の河瀬駅前交番で巡査部長を射殺した11日午後7時47分ごろから同県愛荘(あいしょう)町でパトカーを乗り捨てた同8時17分ごろまでの間、拳銃1丁と発射可能な実弾3発を所持したとしている。

 拳銃はパトカーから約600メートル離れた同県豊郷(とよさと)町の田んぼで見つかった。
パトカーを乗り捨てて逃走中に捨てたとみられる。県警によると、巡査部長を射殺し逃走したことで警察官の職務を放棄したとみなし、拳銃などの所持に違法性があるという。