次官セクハラ問題、テレ朝会見詳報(抜粋)

−−取材によると、この女性記者が単純に労組等を経由して抗議することよりも
報道してほしいということを求められていたと聞いているが

篠塚局長「抗議ということは念頭になかった。認識にはなかった」

−−いくつかの事情を踏まえ、難しいと判断したというが、自社で取材先から
録った音源を基に告発的報道をすることが難しいとか、大きな政治問題になる、
もしくは記者が異動させられるなどの懸念があったのか

篠塚局長「上司が今のメディア状況の中で、自分の経験からしても現実的に
難しい、ダメージを被りかねない、二次被害がある、と当該社員に説明した」

−−本日、福田次官の辞任が正式に決まった。このタイミングで正式に辞任が
決まったことについて女性社員から何か話は。社長からも見解を

角南社長「社員は福田氏がハラスメントの事実を認めていないまま辞意を表明
したことについては残念に思っている。また、財務省に対しては今後も調査を
続けて事実を明らかにすることを望んでいる」

−−女性社員が週刊誌に情報提供したことについて、懲戒処分に当たりかねない
行為なのではないか

角南社長「公益目的からセクハラを訴えたもので、当社としてはその考えは理解
できるという認識」

−−女性社員の責任を問うことはないか

角南社長「一方で、取材で得た情報を第三者に提供したことは遺憾に思う」

−−それは自社で報道できなかったからなどの理由があったためで、彼女の責任
ではないのでは

角南社長「組織として情報共有できなかったことを当社としても反省している」
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180424/bsj1804241905009-n2.htm