平昌冬季五輪フィギュアスケート男子で2大会連続の金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)=仙台市出身、宮城・東北高出=の祝賀パ
レードが22日、仙台市青葉区の東二番丁通で行われる。一大イベントを前に21日、応援用ラバーバンドが市内の商業施設7カ所で発売された。宮城県内外のファンらは早速、手に着けてパレードを心待ちにした。
 青葉区の藤崎本館前には午前10時の販売開始前に約500人が並んだ。東北各県や京都、福岡のほか、海外から訪れた人もいた。
 ラバーバンドは紫と水色の2種1組で1000円。青葉区の大学1年阿部香奈さん(18)は「Tシャツも買ったので両方を身に着け
てパレードに行く。スタート地点で観覧する」と大喜び。栗原市の主婦熊谷初枝さん(66)は孫の翔太さん(13)と一緒に並び、4
組購入した。「女の子の孫たちが羽生選手の大ファン。パレードは自宅のテレビで楽しみたい」と話した。
 パレードの実行委員会は運営費を工面するため、1万組製作した。藤崎で1500組、仙台三越(青葉区)では1600組が正午前に完売した。
 パレードは午後1時半、東二番丁通の南町通交差点をスタート。40分をかけて1.1キロ先の市役所前に向かう。全8車線のうち
、6車線が観覧エリアとして開放される。実行委は観衆12万人を見込む。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180422_13010.html