財務省をめぐる問題が相次いでいることなどを受けて、民進党の増子幹事長は、麻生副総理兼財務大臣の辞任
などといった野党側の求めに政府・与党から誠意ある回答が得られなければ、引き続き国会審議には応じられな
いという考えを強調しました。
財務省の福田事務次官が女性記者にセクハラ発言をしたとされる問題や、決裁文書の改ざん問題などを受けて、
立憲民主党や民進党など野党6党は、麻生副総理兼財務大臣の責任は重大だとして辞任を求めていて、20日の
国会審議を欠席しています。
こうした中、民進党の増子幹事長は、金沢市で記者団に対し、「内閣が総辞職してもいい案件が集中しており、安
倍政治が5年半続いたことの緩み、傲慢が露呈してきたと深刻に考えている」と述べました。
そのうえで増子氏は、野党側が麻生副総理兼財務大臣の辞任などを求めていることを踏まえ、「政府・与党からの
誠意ある回答がなければ、国会の審議に応じられないのは当然だ」と強調しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180421/k10011412731000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011