■マニュアル化されたデート商法

https://i.imgur.com/8ri16H0.png

さて、裁判に至るまでの経緯だが、原告は昨年十月に大手婚活サイトに登録。
程なくして自称コンサルタントだとする澤田俊之がアプローチ。
サイトを通じてメールをやり取りした後、十一月末に女性が職業(某有名企業社員)を明かした途端に(聞き出した?)、携帯番号を交換する。

因みに、澤田は三十二才でサイトに登録していたが、実際は二十八才。
四十才前後の経済的・社会的に安定自立した独身女性をターゲットにするために、見合った年齢に詐称したのであろう。

約十日後に、初めて喫茶店で会う。数日後の夜には食事。また数日後にはランチ。
そして、初めて会ってから四回目のデート?で、フロンティアの社員であることを初めて明かし、投資マンションの購入を原告に勧める。

「山手のマンションは値下がりしない、サブリース(又貸)すれば月額二万円の負担で済む、
千五百から千八百万円のマンションがねらい目だ」等々、不確定且つ断定的判断を述べるが、
そもそも営業行為を隠して接触したことからしてアウト。

ただし原告は、嫌われたくない一心で「興味がある。話を聞きたい」と答えてしまう。
ここ迄で、私も(俺も)同じ経験があるという被害者は多いだろう。 
怪しいと離れるか、嵌められるかの分かれ目である。

http://keiten.net/paper/2510/189-3.htm