高山市の山間部で、7世帯8人が孤立状態となっている土砂崩れは、発生から3日がたちましたが、市道脇の斜面が不安定な状態となっているため復旧が遅れ、現在も一般車両や
人の往来ができない状態が続いています。
4月17日、高山市高根町池ケ洞で、市道脇の斜面が崩れて通行できなくなり、近くにある集落の7世帯8人が孤立状態となりました。
高山市などはこれまでに斜面に金属製の網を設置しましたが、斜面が風化によって不安定な状態となっているため、土砂の撤去や土のうを積む作業に予想以上に時間がかかり、発
生から3日たっても、一般車両や人の往来ができない状態が続いています。
市は21日から時間を限定して片側通行ができるよう、作業を続けるとともに緊急時などは、市の用意した車で住民の送迎を行うことにしています。
市によりますと、集落の住民は、今のところ体調を崩している人はいないということです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084091061.html