精神疾患や知的障害を持つ人を小屋などに隔離した「私宅監置」制度の歴史を学ぶ写真展が、那覇市で開かれています。

日本で1900年に制度化された「私宅監置」制度は、本土では1950年に廃止されましたが、沖縄では本土復帰前まで法的に認められ、精神疾患や知的障害を持つ人を劣悪な環境に閉じ込めて抑圧してきました。

写真展では、精神医療の専門家が1964年に県内で撮影した写真から私宅監置の過酷な実態を学ぶことができるほか、私宅監置に使われた小屋を再現した模型も展示されています。

写真展は4月22日まです。

http://www.qab.co.jp/news/20180419101486.html
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