プーチン政権、強く反発…米軍など対シリア攻撃
【モスクワ=畑武尊】米軍などが対シリア攻撃を実施したことについて、アサド政権の後ろ盾である
ロシアのプーチン政権は強く反発した。
アナトリー・アントノフ駐米大使は14日、声明を発表し、「我々はこのような行動が何も生み出さないと
警告してきた。すべての責任は米英仏にある」と強く批判。「ロシアの(プーチン)大統領への侮辱は
許せない」と述べた。
ロシア外務省のザハロワ報道官は14日、自身のフェイスブックで、「シリアの国民は『イスラム国』の
攻撃にさらされ、いまは米国の精密ミサイル攻撃を受けている」と米軍などによる攻撃を批判した。
シリアにはロシア軍が駐留している。昨年4月の米軍の攻撃時にはロシアに事前通告があ
人的被害はなかった。米国は今回、使用空域をロシア側に通知していた。
https://news.biglobe.ne.jp/international/0414/ym_180414_7723657612.html