自民党内から「総辞職がベスト」の声も


文書では柳瀬秘書官の主な発言として「本件は、首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式の
ヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」と始まり、力の入ったアドバイスを列挙。
この段階で「内々定」とも取れる有利な扱いを受けて、担当者もパソコンに向かって軽やかにキーを
たたいたに違いない。
報道の当日、愛媛県の中村時広知事は記者会見を開き、この文書が「備忘録」だと認めた。

真実は一つだが、愛媛県職員の文書のほうが正しいと、安倍首相には致命傷になる。
これまで繰り返してきた答弁が全てひっくり返り、国民に「嘘つき首相」だと証明してしまうことになるからだ。

ある自民党関係者はこう呆れる。
「前川さんもコメントを出していましたが、首相も柳瀬氏も嘘をついているのではないかと国民の
大多数に疑問を持たれた以上、自民党総裁選で3選などあり得ない」

重鎮が、
「安倍首相が辞めない限り、あちこちから延々と追及を受け続けるということだ。それだけだ」
 と言えば、別の幹部もこう漏らす。
「ベテランこそ危機感は強い。内閣総辞職してくれるのが、ベストなんだけどな」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180414-00000005-sasahi-pol&;p=1