中国河南省安陽市の陵墓の主が、『三国志演義』で名高い曹操であることが河南省の河南文物考古研究院の
1年以上にわたる調査によって明らかになった。これまで一部の研究者が曹操の墓の認定について懐疑的な説を唱えていたが、
詳細な遺骨のDNA鑑定や副葬品、同じ陵墓に埋葬されていた男性1人と女性2人の身元などから同研究院が曹操の陵墓であると断定した。

この陵墓は2005年に発見されており、面積が700平方m以上もあることや、内部の副葬品が400点に及び埋葬されている
人物の遺骨から60歳以上であること、さらに、1998年に陵墓の近くでみつかった後趙時代の武人の墓誌から、
地元の考古学研究委員会は曹操の墓である可能性が高いと発表していた。

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