Microsoftは、自社ブラウザ「Microsoft Edge」を「Windows」以外にも広げようとする努力を続けている。

 Microsoftは米国時間3月26日、Edgeブラウザアプリが「iPad」と「Android」タブレットに対応したことを発表した。
「iOS」およびAndroid搭載のスマートフォン向けEdgeアプリはすでに公開されていた。

 Microsoftは、EdgeアプリをWindows以外のOSにも提供することで、Edgeを使っている「Windows 10」ユーザーに、
異なるデバイス間でブックマークやタブ等を同期するさらに便利な方法を提供するだけでなく、それ以上の事をしたいと考えている。

 Microsoftがこれに取り組むのは、Windows 10で掲げてきた「Continue on PC」機能を向上させる目的もある。
Continue on PCによって、ウェブサイト、アプリ、写真やその他の情報をスマートフォンからWindows 10搭載PCへと、
さらに迅速かつシームレスに共有できる。

 Microsoftは、モバイルデバイスで情報を処理することが多くなってきた世界で、
Windows搭載PCを存在意義のあるものにしておくため、Continue on PCに目を向けている。

 レンダリングエンジンは、Windows版Edgeで採用している「Microsoft EdgeHTML」ではなく、
iPad版が「WebKit」を、Android版がChromium Projectの「Blink」を利用している。

 他のブラウザ関連のニュースとして、Googleが試験運用版ブラウザ「Chrome Canary」の最新版で、
高精度タッチパッドのサポートをテストしていることが、Windows Centralの報道で明らかになった。
この機能が「Chrome」に追加されると、高精度タッチパッドを搭載したWindowsデバイスのユーザーは、
Chromeでよりスムーズにスクロール操作ができるようになる。

そーす
https://japan.cnet.com/article/35116725/
「Edge」ブラウザ、「iPad」と「Android」タブレットに対応