神戸市は30日、妻と口論中にナイフをみせて脅迫したとして、建設局の男性職員(52)を減給10分の1(1カ月)とするなど、市職員と教職員の4人を懲戒処分にした。
市などによると、男性職員は今年1月13日、市内の自宅で妻と口論になり、ペーパーナイフをみせて「殺すぞ」と脅迫。
神戸北署に暴力行為処罰法違反容疑で現行犯逮捕された。
不起訴処分となったが、男性職員は市の聞き取りに「妻の言動が気に食わずイライラした」と話したという。
また、授業中に児童の口や顔に触れるなどしたとして、市立小(北区)の男性教諭(60)を戒告処分にした。
教諭は平成28〜29年、授業中に男児2人と鬼ごっこをしていた際に、教諭の口が男児の口や顔に触れるといった不適切な行為を繰り返した。
昨年6月に保護者から「複数回キスされた」と学校に連絡があり、市が事情を聞いていた。
教諭は「性的な目的ではなく、じゃれ合うなかで口が当たってしまった」と説明しているという。
このほか、虚偽の書類を作成した環境局の男性職員(44)を戒告処分に、
約2年にわたり通勤手当の一部を不正受給した市立小(北区)の男性管理員(51)を停職15日の懲戒処分とした。
http://www.sankei.com/smp/west/news/180331/wst1803310016-s1.html