校舎高層化や分校設置を検討へ 大阪市都心の児童急増問題
https://www.mbs.jp/news/kansai/20180329/00000070.shtml
「タワーマンション建設ラッシュで児童偏在」
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小学校区の児童数の推移(推計)
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大阪市の都心部で小学校の児童が急増し運動場や教室の不足が
懸念されている問題について、市のプロジェクトチームは
校舎の高層化などの具体案をまとめました。
大阪市では人口の都心回帰によって北区・中央区・西区で児童が急増していて、
今後運動場のスペースや教室の数が不足することが懸念されています。
「北区・西区・中央区は、既存とは違うやり方で対策しなくてはならない」
(吉村洋文大阪市長・去年)
大阪市の吉村市長は、去年から自らをトップとするプロジェクトチームを
設置し対策を検討していました。29日に行われた3回目の会合では、
特に児童数が増え問題が深刻化しそうな9つの小学校について、
今後の児童数の推計と対策が発表されました。
たとえば、中央区の開平小学校の児童は現在の約250人から
2040年には911人にまで増える見込みで、2019年度から
新たに6階建ての校舎の建設を始めるということです。
またその他の8つの小学校についても、大阪市立の高校を再編することで
できるスペースに分校あるいは新たな小学校を設置することなどを
検討していくということです。