皇太子さまの即位に伴う行事の一つ、「即位礼正殿の儀」とパレードについて政府は、
来年の10月22日に行うことを決めた。

政府は30日、天皇陛下の退位も含めた一連の行事の基本方針を決定した。
基本方針には、天皇陛下の退位に伴う式典の名称を「退位礼・正殿の儀」とすることや、
新天皇の即位を内外に示す「即位礼・正殿の儀」とパレードを来年10月22日に
行うことが盛り込まれている。

また、皇太子さまが新天皇に即位して初めて執り行う新嘗祭、「大嘗祭(だいじょうさい)」の
日程について、来年11月14日から15日にかけて行うことも固まった。

宮内庁は、前回、即位礼・正殿の儀と大嘗祭(だいじょうさい)の日程が近接していたため、
相当な負担があったとして、日程に余裕をもってほしいと希望してきた。

菅官房長官「この(基本)方針に従い、内閣が一丸となって準備を進めてまいります」

今後は今年秋をめどに、式典委員会を設置し、式典の内容などを検討する。

政府は基本的に、平成の代替わりの行事を踏襲する方針だが、即位後に行われる
「饗宴(きょうえん)の儀」は7回にわたりおよそ3000人が招待されていて、今回は
簡素化するかどうかも検討される。
http://www.news24.jp/articles/2018/03/30/04389269.html?cx_recsclick=0